正しい賃貸物件探しの計画とは?
2019年03月30日
賃貸物件探しにおいて計画性を重視することは、もっとも重要なことと言っても過言ではありません。
今回解説するのは、賃貸物件探しをスタートさせてから、賃貸物件の入居申し込みをするまでの正しい計画についてです。
参考にしていただければ、賃貸物件探しにおいて大きな失敗をする可能性は低くなるでしょう。
○まずは賃貸物件に関する情報を集めよう
賃貸物件探しは、賃貸物件に関する情報を集めるところからすでにスタートしています。
不動産仲介業者に足を運ぶときが、賃貸物件探しのスタートではありません。
実際に不動産仲介業者に足を運ぶ数ヶ月前から、さまざまな物件をチェックして、どのような物件があるのか、または引っ越しを希望するエリアの賃料はどれくらいが適正なのかなどの情報を集めましょう。
○賃貸物件に関する情報を効率良く集めるには?
賃貸物件に関する情報を集める際は、効率良く情報を集めるための計画を立てなければいけません。
まず効果的な方法として、“賃貸物件における希望条件を明確にしておく”という方法が挙げられます。
希望条件を決めず、なんとなく物件を閲覧していても、どれも魅力的に感じてしまい、効率良く情報を集めることはできません。
したがって、希望条件を満たしていない賃貸物件はスルーして条件を満たした物件だけをチェックすれば、効率的に情報が集められ、選択肢も増やすことができます。
情報を集める前に明確にしておきたい希望条件には、賃料や立地、部屋の間取りや階数、駐車場の有無、設備に関する条件などが挙げられます。
またすべての希望条件を満たす物件ばかり探していても時間がかかるため、必ず満たしていなくてもいい条件もいくつか決めておくべきです。
○情報が揃ったら不動産仲介業者に足を運ぼう
ある程度賃貸物件に関する情報が揃ったら、いよいよ不動産仲介業者に足を運びます。
不動産仲介業者に足を運ぶのは、実際に賃貸物件に引っ越す1~2ヶ月前になるように計画を立てましょう。
例えば4月に賃貸物件に入居したいという方は、最低でも2月の中頃には1度不動産仲介業者を訪れるようにします。
ただ繁忙期はなかなか内見の予約が取れないこともあるため、3ヶ月くらい前に訪れても決して早すぎることはありません。
○不動産仲介業者に訪れる際に注意しておくべきこと
不動産仲介業者に訪れ、実際に賃貸物件探しと内見を行う場合は、事前に注意すべきことを把握した上で計画を立てなければいけません。
まず不動産仲介業者に訪れる際は、アポイントなしで訪れることはせず、必ず事前予約をしましょう。
いざ訪れても対応できるスタッフがいなければ、賃貸物件探しの計画が狂ってしまいます。
また予約する段階で、賃貸物件における希望条件をある程度伝えておけば、計画通りに進む可能性が高くなります。
また不動産仲介業者に訪れたら、事前に条件をある程度伝えている場合でも、もう1度事細かに条件を伝えるようにしましょう。
そのために、情報収集の段階で明確にした希望条件をメモしておくことをおすすめします。
そして不動産仲介業者に訪れる場合は、1社ではなく複数社に訪れるようにしましょう。
複数の不動産仲介業者に訪れることで、似たような賃貸物件でも安い費用で入居できる可能性があります。
また1度それぞれの不動産仲介業者に訪れただけで、必ずしも入居する賃貸物件が決まるわけではありません。
したがって、賃貸物件がなかなか決まらないときに備えて、不動産仲介業者に訪れるための予備日が作れるように計画しておくことも重要です。
○まとめ
賃貸物件探しから入居申し込みまでの正しい計画について解説しました。
事前の情報収集は、賃貸物件探しを計画的に進めるための重要な手順です。
情報を集めずに不動産仲介業者に足を運んでしまうと、相場より賃料が割高な物件に申し込んでしまう可能性もあるので注意しましょう。
また実際引っ越しをする時期に合わせて、賃貸物件探しのスタートを早めることも忘れないようにしましょう。