実家を出て生活し始めると何が変わる?
2019年02月28日
実家を出て初めて1人暮らしをするという方は、期待と不安で胸がいっぱいになっていることでしょう。
では実家を出て1人で生活し始めることによって、一体どんな変化があるのでしょうか?
今回は実家暮らしにはない1人暮らしの利点と欠点、また1人で生活していく際のポイントについて解説します。
○実家を出て1人で生活する利点について
実家を出て1人で生活する利点には、以下のことが挙げられます。
1.生活の自由度が増す
実家を出て1人で生活する場合、やはり1番大きな利点は生活の自由度が増すという点です。
実家暮らしでは、食事や入浴、帰宅時に家族に気を遣う場合もあります。
1人での生活であれば、起きる時間や寝る時間、食事をする時間や入浴する時間、帰宅する時間はすべて自由です。
2.より自分の好みが反映された空間を作れる
実家を出て1人で生活することで、実家よりも自分の好みが反映された空間を作ることができます。
実家であれば、インテリアや内装などは家族の意見も反映して決定されることが多いため、自分好みでないものがあっても致し方ありません。
3.社会人として成長できる
実家を出て1人で生活すれば、社会人として成長することもできます。
実家では炊事や洗濯、掃除をしてもらっていた方でも、1人で生活するとなれば、自分自身でそれらの家事をこなさなければいけません。
また賃料や水道光熱費など、これまであまり意識しなかった費用に関しても意識するようになるため、社会人としてのスキルは必然的に身に付きます。
○実家を出て1人で生活する欠点は?
実家を出て1人で生活する場合、以下のような欠点があることも理解しておきましょう。
1.資金の自由度が減る
実家を出て1人で生活する場合、生活の自由度が増す反面、資金の自由度は減ることになります。
これまで支払っていなかった賃料や水道光熱費などのランニングコストに加えて、1人で生活するのであれば貯蓄に回す資金のこともより考えなければいけません。
つまり好きに生活できるとはいえ、好きに資金を使っていいというわけではないということです。
2.負担が増える
先ほども解説したように、実家を出て1人で生活する場合は、これまで家事をしなかった方も必然的に家事しなければいけない状況になります。
仕事で疲れて帰ってきたときなどは、これらの家事が大きな負担に感じてしまうこともあるでしょう。
3.生活習慣が乱れがちになる
1人で生活することによって自由度が増し、それが原因で生活習慣てが乱れしうま方は多くいます。
食生活はもちろん、睡眠時間のサイクルも乱れやすくなり、体調に異常をきたしてしまう可能性が高くなります。
○実家を出て1人で生活していく際のポイント
先ほど、実家を出て1人で生活する場合の欠点を解説しましたが、それらの多くは自己管理を徹底すれば欠点とはなりません。
1人で生活していく際は、まずひと月にどれくらいの出費があるのかを整理し、しっかりと資金管理をすることから始めます。
そうすれば必然的に、実家暮らしのときのように資金を使えないことがわかるでしょう。
また食生活に関しては、毎日自炊ができないとしても、なるべく栄養のことを考えた食事を摂るようにします。
もっと言えば、体調を崩したときのことを考慮して、自宅に薬やレトルト食品などを常備しておくべきでしょう。
1人で生活する場合、たとえ体調を崩したとしても、基本的に代わりに家事を行ってくれる人は誰もいません。
○まとめ
いかがだったでしょうか?
実家を出て1人で生活し始めることで、あらゆる変化が起こることを理解していただけたかと思います。
実家でどのような暮らしをしていたのかにもよりますが、実家を出て1人で生活し始める場合、ほぼ確実に負担は増えることになります。
ただその分生活が楽しくなることも予想されるため、実家暮らしと1人暮らしはまったくの別物だと考えるべきでしょう。