キャッシュレス決済を導入すべき飲食店とは
2020年10月13日
キャッシュレス決済とは、クレジットカードや電子マネー、口座振替などを利用して、紙幣や硬貨をといった現金を使わず、支払い・受け取りをする決済方法をいいます。
近年は、飲食店でもキャッシュレス決済システムがよく見られるようになりましたが、一体どのような飲食店が採り入れるべきなのでしょうか?
〇コロナ禍で苦戦している飲食店
コロナの影響により、以前よりも著しく売上が低下している飲食店は、キャッシュレス決済を採り入れた方が良いでしょう。
なぜなら、キャッシュレス決済に対応している方が、単純に非対応の店舗よりも顧客に選ばれやすくなるからです。
また、コロナ感染拡大に伴い、テイクアウトやデリバリーを導入する飲食店も増えていますが、それらのサービスもキャッシュレス決済対応にすれば、顧客と従業員が接触する機会は最低限で済むため、評価されやすいでしょう。
〇高単価の飲食店
キャッシュレス決済を導入すべき飲食店には、“高単価”の飲食店も挙げられます。
なぜなら、単価が高い飲食店ほど、クレジットカードなどのキャッシュレス決済は使用されやすい傾向にあるからです。
これは、高額な支払いをキャッシュレス決済で行うことによって、顧客がポイントやマイルを多く貯められることが大きな理由です。
〇高齢の方がメインターゲットの飲食店
キャッシュレス決済を導入すべき飲食店としては、”高齢の方がメインターゲット“の飲食店も挙げられます。
特に、クレジットカードを利用する方の多くは30代以上の方であるため、その層が多く訪れる飲食店において、キャッシュレス決済に対応しているか、していないかはかなり大きな差となります。
〇団体客が多い飲食店
キャッシュレス決済を導入すべき飲食店には、“団体客”の来店が多い飲食店も挙げられます。
先ほども触れたように、キャッシュレス決済の大きな魅力の1つに、“支払いでポイント、マイルが貯まる”ということが挙げられます。
また、団体客の中には、前もってあるいは後に全員から飲食代を集め、幹事が支払いを一括で行うという来客もいます。
この場合、幹事はキャッシュレス決済をすることで、一度に大量のポイントを貯められるため、利用してもらえる可能性は高いでしょう。
もちろん、キャッシュレス決済を採り入れることで、単純に団体客の支払いの円滑化にも繋がります。
〇インバウンドを取り込みたい飲食店
キャッシュレス決済を採り入れるべき飲食店には、“インバウンド”を取り込みたい飲食店も挙げられます。
インバウンドとは、日本に訪れる外国人観光客のことをいいます。
海外には、キャッシュレス決済を利用できるのが当たり前という国もあり、日本に来て、クレジットカードが利用できないことに困惑する観光客も多いようです。
もっとも、ここ最近はコロナの影響によって、インバウンドがかなり減っていますが、それでも来年には東京オリンピックも開催される予定のため、できればインバウンド対策は取っておきたいところです。
〇“Airペイ”の導入がおすすめ
キャッシュレス決済を採り入れたい飲食店は、ぜひ“Airペイ”の導入を検討しましょう。
これは、“リクルート”が提供する決済サービスであり、1台導入するだけで、クレジットカードはもちろん、電子マネー決済やQRコード決済など、30種類以上のキャッシュレス決済に対応できます。
ちなみに、導入には加盟店手数料がかかりますが、他のサービスと比べるとかなり低水準です。
〇まとめ
ここまで、キャッシュレス決済を導入すべき飲食店の特徴について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本は“キャッシュレス後進国”と言われていますが、ここ数年だけでも普及の勢いは大幅に増しています。
また、それほど扱いが難しいものでもありませんので、コロナ禍の今こそぜひ導入していただきたいと思います。