飲食店の運営を支援してくれるサービス
2020年05月15日
前回は、コロナ禍の飲食店が利用すべき雇用支援サービスを紹介しました。
今回は、飲食店の“運営支援サービス”という、またジャンルの違うサービスを紹介したいと思います。
飲食店にとっては、まだまだ苦しい時期が続きますが、本記事の内容を参考に、少しでも負担を軽減させていただければ幸いです。
〇ブレイズの“デリバリー用自転車貸し出しサービス”
愛知県で自動車の輸入販売などを行う”株式会社ブレイズ“は、新型コロナウイルス対策の一環として、飲食店がデリバリーに使用する電動折り畳み自転車の貸し出しサービスを行っています。
本社まで自転車を取りに行く必要はあるものの、貸し出し費用は無料であり、デリバリーサービスが利用目的であれば、個人単位でも店舗単位でも利用できます。
飲食店の中には、「デリバリーサービスで利益を確保したいけど、費用が足りない」というところもあるでしょうから、このような運営支援サービスは非常にありがたいですね。
詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000046750.html
〇デイブレイクの“フードロス食材買い取りサービス”
特殊冷凍事業を展開する“株式会社デイブレイク”は、コロナ禍の飲食店への運営支援サービスとして、使用することがなくなった食材（野菜、果物）の買い取りサービスを実施しています。
これは、本来飲食店で使用されるはずだった食材を買い取り、当社が技術を駆使して“フローズンフルーツ”として販売するというプロジェクトです。
また、フローズンフルーツの売上の一部は還元してもらえるため、飲食店にとっては非常に嬉しいですね。
もちろん、これは本来飲食店に食材を納品するはずだった生産者向けの支援サービスでもあります。
詳細はこちら
https://www.foods-ch.com/news/prt_60530/
〇EDEYANSの“除菌洗浄サービス”
宿泊施設での清掃代行業などを展開する“株式会社EDEYANS”は、飲食店の運営支援サービスとして、強力除菌洗浄サービスを提供しています。
これは、当社の経験と技術を活かし、安全かつ強力な次亜塩素酸等で、コロナ禍の飲食店等を徹底的に除菌清掃するというものです。
感染予防対策としての清掃、感染者発生時の清掃のいずれも料金はかかるものの、東京23区であれば即日対応してもらえるため、早急にコロナ対策を徹底したいという飲食店は、ぜひ利用してみましょう。
ちなみに、東京だけでなく、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、奈良、福岡の飲食店が対象となっています。
詳しくはこちら
https://www.foods-ch.com/news/prt_61185/
〇メニューデザイン研究所の“テイクアウト・デリバリー用POP無料提供サービス”
飲食店のメニューに関するさまざまなサポートを行う“株式会社メニューデザイン研究所”は、運営支援の一環として、飲食店にテイクアウト・デリバリー用のPOPを無料提供しています。
これは、飲食店がデリバリー・テイクアウトを実施していることを、店頭で顧客に向けてアピールするためのものであり、コロナ禍の飲食店にとって欠かせないものだと言えます。
また、A4 POPのデータだけでなく、飲食店の各SNSで利用できるデザインバナーも併せて無料で配布されています。
デリバリーやテイクアウトを実施していることのアピールは、わかりやすくキャッチーなPOPで行うことが望ましいため、このサービスはとても便利ですね。
ちなみに、メニューデザイン研究所が提供するPOPのデザインは全8種類あり、アルファベットをメインとしたものから、和風のものまで用意されています。
したがって、飲食店は業態を問わず利用できるでしょう。
詳しくはこちら
https://www.mdl-media.jp/takeout-delivery-pop/
〇まとめ
ここまで、コロナ禍の飲食店に向けて、多種多様な運営支援サービスをいくつか紹介してきました。
できる限りコストをかけず、運営状況をなんとか立て直したいという飲食店は、必ず今回紹介した運営支援サービスをチェックしましょう。
また、前回紹介した雇用支援サービスの記事をまだご覧になっていない方は、そちらも併せてチェックしてみてください。
