売上が減少した飲食店が実施すべきこと

2020年05月09日

売上減少

新型コロナウイルスの感染拡大は、5月に入っても収束する気配を見せておらず、緊急事態宣言の期間も、今月下旬までの延期が検討されています。
したがって、飲食店の売上は今後も低水準で推移することが予想されます。
今回は、そんな苦境を乗り越えるために、売上が減少した飲食店に実施してもらいたい対策を紹介します。

 

①DMで既存顧客にアピールする

 

コロナで売上が減少した飲食店の中には、これまでとは違う新しい層をターゲットにした取り組みを行っているところもあるでしょう。
デリバリー、テイクアウトなどの取り組みですね。
ただ、少しでも売上の減少を抑えるためには、既存顧客へのアピールも忘れてはいけません。
また、その具体的な方法としては、DM(ダイレクトメール)の送信が挙げられます。
グルメサイトの顧客台帳、メルマガ配信サイトなどを活用し、DMを送信すれば、既存顧客に来店、もしくはデリバリー・テイクアウトなどを利用してもらえる可能性が高くなります。
ちなみに、このとき送信するDMは、明らかに広告のような内容にならないように注意しましょう。
例えば、“〇〇クーポン付きでお得!”というような文言が件名に含まれていると、開いてもらえない可能性が高いです。
顧客ごとに内容を変えるべきとまでは言いませんが、飲食店のオーナーが1から文章を考え、誠意が伝わるように工夫しましょう。

 

②SNSで宣伝する

 

コロナで売上が減少した飲食店は、グルメサイトよりもTwitter、InstagramなどのSNSで宣伝しましょう。
なぜなら、飲食店に訪れる方が減っていることで、必然的にグルメサイトの閲覧数も減っているからです。
つまり、これまでより閲覧数が少ないグルメサイトで宣伝するよりも、基本的に閲覧数が落ちないSNSで宣伝する方が、多くの方にサービスなどをアピールできるということですね。
また、現在飲食店では、中高年~高齢の方の来客が極端に減っています。
したがって、外出自粛が続く中でも、比較的来店してもらいやすい20代の方をターゲットに、SNSで宣伝するというのがもっとも得策でしょう。
具体的には、20代の方限定のデリバリー・テイクアウト割引サービスなどを実施し、効率的に集客することで、売上の減少は抑えられます。
もちろん、直接来店する20代の方を増やすため、来店時限定のサービスを導入するのも効果的でしょう。
ただ、現在は営業時間短縮要請が各自治体から出ているため、深夜の来店限定サービスを導入するのは控えましょう。

 

③殺菌対策を強化する

 

コロナで売上が減った飲食店の中には、アルコール消毒液の設置など、殺菌対策を行っているところも多いと思います。
ただ、顧客の中には、そのような殺菌対策を信頼できないという方もいるでしょう。
したがって、少しでも顧客に信頼してもらうために、飲食店は殺菌対策をより強化するべきです。
具体的には、高い殺菌機能を持ち、コストの削減も期待できる“高殺菌エアタオル”の導入をおすすめします。
高殺菌エアタオルのスペックに関しては、メーカーによって違いがありますが、多くの製品でより素早く手を乾かせる上に、強力殺菌によってウイルスをほぼ完璧に除去することができます。
また、これまでペーパータオルを採用していた飲食店は、高殺菌エアタオルを導入することで、ペーパー代、廃棄するためのゴミ袋代、人件費などのコストを削減できます。
もちろん、稼働させるための電気代はかかりますが、それでも上記のコストと比べれば微々たるものです。

 

まとめ

 

ここまで、コロナで売上が減った飲食店が実施すべき対策について解説してきましたが、いかがでしたか?
コロナの影響をまったく受けていない飲食店は、おそらく1店舗たりとも存在しないでしょう。
ただ、売上が減少したことに落胆している時間はありません。
1つでも対策を取り、コロナが収束するまでの期間持ちこたえられるように工夫しましょう。