不動産仲介業者と良い関係を築こう

2019年06月26日

不動産査定

店舗物件探しをする際に、必ず力になってくれるのが不動産仲介業者です。
また店舗物件探しは、不動産仲介業者と良い関係を築くことで、さらに有意義な時間となります。
したがって今回は、物件探しの際、不動産仲介業者と良い関係を築くための方法について解説します。


○不動産仲介業者と良い関係を築くための方法①こまめに連絡を取る

 

不動産仲介業者と良い関係を築くためには、こまめに連絡を取るようにしましょう。
不動産仲介業者に物件探しを依頼すると、自身の条件に近い物件があったとき、メールなどで通知してもらうことができます。
店舗物件探しをする方にありがちなのは、最初はこのようなメールにすぐ返信していたにも関わらず、徐々に返信するのが遅れてしまうというケースです。
不動産仲介業者からすれば、返信が遅い依頼者は“契約する気が少ない依頼者”です。
また不動産仲介業者からのメールなどにすぐ返事をしないことで、契約する気のない依頼者だと思われてしまうだけでなく、教えてもらえる物件の数も徐々に減っていくことが考えられます。
不動産仲介業者が、“契約する気のない依頼者に多く情報を通知しても意味がない”と思うようになるためです。

 

○不動産仲介業者と良い関係を築くための方法②意見をハッキリ伝える

 

不動産仲介業者と良い関係を築くには、意見をハッキリ伝えることも重要です。
不動産仲介業者に条件を伝える際は、家賃や立地はもちろん、規模や外観、設備などさまざまなことに関する条件を伝えなければいけません。
したがって、意見がうまく伝わらず、不動産仲介業者に紹介してもらった店舗物件が、自身のイメージとは違うということもよくあります。
ただ自身のイメージとは違う物件を紹介されたときに、“なんかイメージと違う”、“ピンと来ない”など、漠然と否定するのはNGです。
“○○円は家賃を抑えてほしい”、“○○駅から徒歩○分以内がいい”など、具体的に自身の意見を伝えなければ、不動産仲介業者はどのような物件を紹介すればいいのかわからなくなってしまいます。
またハッキリ意見しないことで、不動産仲介業者との関係に溝ができてしまい、なかなか物件の情報が回ってこなくなることも考えられます。

 

○不動産仲介業者と良い関係を築くための方法③“意図”を聞く

 

不動産仲介業者と良い関係を築くためには、不動産仲介業者の“意図”を聞くことが重要です。
店舗物件を探す方のほとんどは、基本的には妥協せず、自分の理想にもっとも近い物件に入居したいと考えます。
ただすべて理想通りの店舗物件を見つけることなどほぼ不可能なため、最終的には必ずどこかで妥協しなければいけません。
例えば不動産仲介業者が、費用面を優先するために、多少他の条件が異なる物件を紹介したとします。
もちろん不動産仲介業者からすれば、費用面以外の条件が異なることはわかって紹介しているのですが、これに対して“条件が違う物件は紹介しないでほしい”などと伝えてしまう依頼者がいます。
このような伝え方をしてしまうと、不動産仲介業者が紹介できる物件はほんのわずかになってしまいます。
したがって、もし不動産仲介業者に自身の条件とは多少異なる物件を紹介されても、否定せずにまずその意図を聞くようにしましょう。
そうすれば、“費用面を優先すると、設備や内装は条件と少し異なる物件が多くなります”と言ったように、不動産仲介業者がどのような意図で、条件と異なる物件を紹介したのかがわかり、お互いの意見をすり合わせやすくなります。

 

○まとめ

 

店舗物件探しにおいて、不動産仲介業者と良い関係を築くための方法について解説しました。
不動産仲介業者の仕事は、店舗物件を紹介したり、依頼者にアドバイスをしたりすることです。
ただ不動産仲介業者も人間です。
関係が悪くなると、なかなか積極的に店舗物件の紹介やアドバイスをしてくれなくなるものです。
店舗物件探しをするのであれば、それを常に心に刻んでおきましょう。