店舗を居抜き契約する際の一般的な流れ

2018年11月11日

流れ1

店舗を居抜きで利用したい方は、どのような流れで契約をすれば良いのでしょうか?

今回は仲介業者に依頼してから契約するまでの、一般的な流れを紹介します。

 

店舗の居抜き契約において、仲介業者がどのようなサポートをしてくれるのかも合せて知っておきましょう。

 

 

○店舗を居抜き契約する際の流れとは?①仲介業者への依頼から物件探しまで

 

店舗の居抜き契約は、まず仲介業者への依頼からスタートします。

新しく始めたい店舗の計画を明確にし、仲介業者に伝えます。

希望の店舗規模や立地等の情報を元に、仲介業者が初期費用の見積もりを出してくれます。

 

その後、仲介業者によってその情報は持ち帰られ、条件に合った物件があるかどうかを調査します。

仲介業者は一般公開されていない物件の情報も持っており、希望に1番近い物件を選定してくれます。

 

 

○店舗を居抜き契約する際の流れとは?②物件の内見から申し込みまで

 

希望の物件が見つかった場合、仲介業者から電話やメール等で連絡が入ります。

仲介業者は複数の物件を提示してくれるので、その中に気になる物件がある場合、物件の内見を申し込みます。

 

物件の内見では建物そのものや中身だけでなく、周辺の環境やどのような設備があるのかも確認出来ます。

居抜き契約する店舗が決定したら、次は契約の申し込み手続きです。

 

居抜き契約の申し込みは、基本的にその物件の立地調査、設備容量の確認等が終わった後に行われます。

ただ申込者が集中するような人気物件は、調査中に別の申込者が契約してしまうという事も考えられます。

従って、居抜き契約をする店舗物件が決定した場合は、先に契約の申し込みを済ましておくようにしましょう。

 

契約の申し込みは、事前費用等が必要ないケースがほとんどです。

先に契約の申し込みをした場合は、手続き後に立地調査、設備容量の確認等が開始されます。

 

 

○店舗を居抜き契約する際の流れとは?③審査から物件引き渡しまで

 

契約の申し込み、調査が終了すると、店舗を居抜き契約するにあたっての審査が始まります。

この審査は、長い場合でも2週間程度で終了します。

 

申込者の経歴だけでなく、新しく始める店舗の情報も審査の対象になります。

従って店舗の詳細を知ってもらう為に、店舗の事業計画書等の提出が必要です。

この審査に通ると、ようやく店舗の譲渡契約です。

 

居抜き店舗の売り手から設備等を買い取る為の契約を交わします。

居抜き店舗の買い手と売り手による契約ですが、後々双方の間でトラブルが起こらないように、仲介業者がアドバイスをしてくれる場合もあります。

 

その契約とは別に、仲介業者と物件の賃貸借契約を結びます。

ここまで契約が終了したら、いよいよ店舗物件の引き渡しが行われます。

これらの契約までの流れ、ポイントを事前に把握する事で、契約におけるトラブルや失敗を防ぐ事が出来るでしょう。